以前、MURA-ASOBIサイトでも参加者の募集を行っていた苔を使用したテラリウムづくり。 すごく興味があったのですが、タイミングが合わず参加できていませんでした。 先日なんと、同様の内容のワークショップが開催されるという情報を聞きつけたので密着してきました。
地元お母さん達で大賑わい。
会場は地元集落のお母さん達が集まる「鍬江(くわえ)集落」の公会堂。鍬江集落では今年の春から、定期的にお料理づくりや草木染め教室などが開催されており、今回もその活動一環だとか。たくさんのお母さん達が参加されていました。 そしてテラリウム先生を務めるのは朽網裕子(くたみゆうこ)さん。朽網さんは、胎内市に「地域おこし協力隊」としてこの春に移住してきた女性で、耕作放棄地などを活用して苔の栽培に取り組んでいます。
まるで手のひらサイズの庭づくり
今回使用する苔は「フロウソウ」という苔。特に珍しい品種ではないそうで、今回使用したものも朽網さんちの庭に生えていたものを刈り取ってきたのだとか。普段の生活では苔に目を留めることはほとんど無いのですが、いざ眺めてみるととても綺麗です。 今回はこのフロウソウを自分の好みに容器に植えてテラリウムを作ります。作り方はとても簡単!
容器に軽石を詰め、底上げする
培養土(おがくずと和紙を混ぜたもの)を容器に敷き詰める
苔を自分の好みで植える
なんと言っても楽しいのは3の部分。イマジネーションを膨らませて、自分オリジナルのテラリウムをつくります。
全ての作業でだいたい20分~30分くらい。あっという間に完成です!今回はフロウソウのみを使用しましたが、その辺に生えている苔でも楽しめるのだとか。持ち帰って、家の庭などに生えている苔を、今回のテラリウムに加えてもOK!とのこと。
苔×スコーン×お漬物×紅茶で異文化を楽しむ
この日は苔テラリウムのほかにイギリスの伝統的なお菓子「スコーン」づくりにも挑戦しました。朽網さんはイギリスで働いていたこともあるそうで、手軽に作れることから、イギリス滞在時はもちろん、胎内市に移住してきた今でも、よく作って食べているそうです。レシピはこちら。
今回は、クルミ、レーズンのほか、山で採れた「ブナの実」も入りました。ブナの実って食べられるんですね!アーモンドに似た風味がして、とても美味しかったです。
お母さん達もワイワイおしゃべりしながらとっても楽しそうでした。 苔テラリウムは誰でも簡単につくれます。MURA-ASOBIでも企画してみたいと思ってます!
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